PRACTICE(SAX)

過去に練習してきた教則本などのオススメ


・国立音楽大学 スケール・フォー・サクソフォン

 

高3の時に音大を受験する為、スケール練と格闘した本です。

音大受験生は必須ですが、苦手なキーを無くす為にも12キー全てのスケールを吹ける様になると頭の中も整理されステップアップに繋がります。ジャズのアドリブをする為にもメジャー・マイナースケールは必須になるので練習しておいて損はありません。一般の方にもオススメです。



・ラクール第1巻・第2巻

 

この教則本は1〜50番まで進むのが目的ではなく、楽譜に書かれた事を全て理解し、楽譜通りに演奏していくのが目的だと思っています。

1ページ目の1番は四分音符、二分音符、全音符くらいしか出てきませんが、決して簡単ではありません。



・25の日課練習課題/25 Exercices journaliers

 

ある程度楽譜が読め、ある程度サックスのコントロールも自由に出来る様になってきた人にオススメです。このエチュードをやると指周りが劇的に良くなります。もちろん、この本も楽譜に忠実に吹く必要があります。



・ジェイミー Vol.3 II-V7-I

 

ジャズのアドリブ練習を始めた頃に良く使った本です。

世の中に存在する曲は、この2-5-1(キーがCの場合「Dm7-G7-Cmaj7」のコード進行が非常に多く使われています。ジャズスタンダードの曲にもこの進行は沢山出てくるのですが、この2-5-1フレーズを覚える事によってアドリブの第1歩が始まります。語学でいう熟語を覚える感覚に似ています。フレーズが沢山紹介されているのですが、気に入ったフレーズをピックアップし12キー全てで練習し、まずは頭、指、体に覚えさせます。その後、実際の曲にパズルの様にハメる練習をします。この練習を繰り返しているうちに、自分なりのヒラメキや光が見え出します。



・Eric Marienthal - Comprehensive Jazz Studies & Exercises for All Instruments

 

大好きな世界のスーパーサックスプレイヤー「エリックマリエンサル」の教則本です。こういう音並び嫌じゃない??と言われている様な気がしてならない本。これ一冊マスターすればマリエンサルみたいになれるのか!と思いながら格闘しました。が・・・・

オススメです。



・ジャズ スタンダード バイブル

 

私が学生の頃は、まだ「黒本」ではなく「青本」でしたが、EbやBbに移調された楽譜ではなくコンサート譜(C譜)で読む練習をしてました。

黒本は「Eb」と「Bb」も用意されていますが、プロ思考の方は「C」をオススメします。頭の中で瞬時に移調する訓練をして下さい。現場に出るとわざわざ移調譜を用意してくれる事なんてほとんどありません。

(ミュージカルやビッグバンド、ホーンセクションの場合はほぼ移調譜)

持ち運びが楽なハンディ版も用意されています。